食堂にて
*台詞の前に名前一文字つきます。 (ナルト→ナ カカシ→カ シカマル→シ キバ→キ チョウジ→チ) 木ノ葉学園A棟。 そこは本当につまらないものだった。 勉強をするための施設と言っても過言ではないくらいだった。 ためしに図書室を見てみたが、そこに居る全員は取り付かれたかのように机に向かって勉強をしている。 椅子がガタッと音を立てるだけで何人かはその対象者を睨みつけるほどだった。 あまりの状況に居ても多っても居られなかった4人はカカシに頼んで早々にA棟をあとにした。 その後、ブラブラと中庭を歩いていたら中央棟から女の先生が声を上げてカカシを呼んだ。 「畠せんせぇ〜!!お電話ですぅ〜!!」 少々不思議ちゃんっぽい先生。 ぽやんとした表情がより一層不思議ちゃんっぽかった。 カ「誰からですか?」 「渦国大学の十二神教授からですぅ〜」 カ「折り返し電話すると伝えてください」 「わかりましたぁ〜」 不思議ちゃん先生はそのまま職員室へと戻っていった。 キ「誰だ?あの不思議ちゃんは?」 カ「俺と同じ生物教師の木山 四音先生だよ」 シ「なんか、変な人だったな」 カ「ほんとにねー。いっつもあんなカンジなのよ」 ナ「先生も人のことはいえねぇってばよ?」 ニシシと笑うナルトを横目で見て、カカシはC棟へと足を進めた。 カ「んじゃ、俺はこれでね。教授に電話しなきゃならないし。 お前らも早めに戻れよ?寮の食堂は早めにしまるからな」 チ「なんだって!!?シカマル・キバ・ナルト!!急いで戻るよ!?」 チョウジの目が冴えたように鋭くなった。 その様子にため息を吐く3人であった。 木ノ葉学園・寮食堂 夕刻。 4人は男子生徒でひしめき合っている寮食堂へときていた。 ひしめき合っているといっても、バイキングの場所に少々長い列ができているだけである。 席は十分すぎるくらいあるので、座る場所の心配はない。 ナ「うぉー。うまそう!!」 キ「さすが、上位ランクの食堂だぜ。良い匂いだ」 シ「ま、この学園を選んで間違いは無かったな。 それよりも、チョウジ。お前あんまり取るなよ?まだ後ろにも人がいんだからよ」 チ「食事は常に戦争だよ。とったもんがちだよ」 そういって自分の皿に山のように料理を盛っていくチョウジ。 チョウジの後ろに並んでいる人数は決して少なくない。 何人かはソワソワしている。 シ「ま、お前が満足なら別にいいんだけどよ」 シカマルも何気にひどい。 自分達の好みの食事を取り、4人はキバ・ナルト、チョウジ・シカマルで向かい合って座った。 シ「学校が始まるのは、7日からだろ?それまで何するんだ?」 現在は4月1日。 授業開始は4月7日からとなっている。 理由は簡単。 理事長の気分だ。 キ「俺は赤丸を飼っていいかひたすら交渉するぜ」 シ「6日間それだけかよ?」 キ「いや、一応断れないように赤丸用の生活用品一式を買い込んだりする予定」 シ「・・・・・・チョウジはどうすんだ?」 チ「僕は特に予定はないよ。でも、今度のコンテストに向けて一応いろいろ考えたりする」 キ「コンテスト?」 ナ「コンテストって、一体なんのコンテストなんだってばよ?」 チ「スイーツコンテスト」 キ・ナ「スイーツコンテストぉ!!?」 キバとナルトは同時に声を出し、米粒をキバとチョウジに撒き散らした。 シ「ちょ、お前らっ・・・きたねぇな」 キ「わりぃわりぃ」 ナ「毎年でてんのか?」 チ「うん。僕、お菓子を食べるのも好きだけど作るのも好きなんだ。 だから親やシカマルの勧めでコンテストにでたりしてるの」 ナ「へぇ〜・・・な、な!!今度俺にも食わせてくれよ!!」 キ「俺も俺も!!」 チ「うん。コンテストの試作品でいいのならね」 ナ「やりぃ!!」 キ「ありがとな」 シ「ところで、ナルトはどうすんだ?」 シカマルはお茶を飲んで話を続けた。 ナ「俺?俺は特にすることはねぇな・・・。 暇だったら絵を描いたりするくらいだってば」 チ「じゃあさ、僕のお菓子を上げるかわりに、ナルトの絵もみせてよ」 ナ「えぇえぇ!!!何でそうなるってば!!?」 キ「いいじゃねーか!どうせ、カカシ先生にも見せるハメになるんだしよ!!」 シ「そうだぜ?いまさら俺たちだけ仲間はずれか?」 ナ「・・・・・しょうがねぇな・・・でも、出来上がった絵だけだぞ?」 「「「ああ(うん)」」」 こうして騒がしい4月1日は終了した。 第一章 終了![]()
![]()